出会いのラブライフ

輝く女性の恋愛体験談

バイトで出会った大学生の甘い恋。

これは、私が大学生の頃の話です。

大学1年の冬に、アパレルでアルバイトをはじめました。レジの操作も難しく、新作商品の情報、服の畳み方や服の注文方法などがありました。最初は、仕事を覚えることで手一杯でした。この店は多くの大学が周辺にあり、駅からも近いので、学生が多く、明るい職場でした。毎日自分の成長があり、いい仲間がたくさんいて、恵まれた環境でした。

さらに、この職場は新人の子に残業を任せない方針でした。社員さんやベテランのアルバイトの方が残りの仕事をしていました。なので、まだ慣れていない私は、誰よりも早く帰宅していました。

 

f:id:love_life:20170206215922j:plain


ある日いつも通り私は1番に退勤し、1人で駅までの帰り道を歩いていました。すると、後ろから同じ職場で働く男の子が走ってきました。全力で走ってきたみたいで、私は驚きました。なんで彼が走ってきたのかも分からずに。


彼は同い年で、私より3ヶ月早く入社していました。彼は職場付近で一人暮らしをしています。「今日は実家に帰るから電車なんだ。」と言われ、その日は一緒に電車で帰りました。

そして、私が誕生日を過ぎた3日後に彼からラインがきました。「いきなりなんだけど、○○さんって誕生日いつ?」私は「3日前笑笑」と答えました。それから彼としばらくラインが続きました。

1ヶ月後、彼に家で宅飲みに誘われました。私は嫌ではなかったので、誘いにのりました。男女が1つ屋根の下に入れば、想像はつくでしょう。しかし、彼に関しては、私はそういうことは想像してませんでした。甘いですね。

家に入り、彼のつくったご飯を食べ、お酒を飲みました。大学や高校時代の話などいろんな話をして、盛り上がり、楽しい時間を過ごしていました。

途中で彼は席を外し、台所へ食器を片付けに行きました。戻ってくると、いきなり後ろから抱きしめられ、彼にさらっと「ねえ付き合ってよ」と告白されました。

私にとって彼は、「最近できた仲のいい友達」でした。恋愛感情がなかったので断りました。

バイトでは少し気まずくなるかもしれないけど、時間が解決してくれる。私はそう思っていました。

しかし、彼は断られたのにもかかわらず、「付き合って、本当にお前が好き」と何度も言ってきました。その度に私は「無理っていってるじゃん」と返しますが、彼はへこたれませんでした。

恋愛感情を抱いてなかった私でしたが、ここまで自分を愛してくれる人はなかなかいないなあと感じてました。そんな彼を私は少しずつ好きになっていました。

また彼はいつも通り、「大切にするから付き合ってよ。」と言ってきました。
「ならそうしようかな。」と私。
「え?今なんて!!??」
「もう1回言って!」と彼。
「私は大切なことは一度しか言わない」と私。
「付き合って」と彼。
「はい!!」と私。

甘い大学生の恋でした。